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平成14年10月31日掲載
BDACを県内初導入
設計料のみで敷居低く

建設不動産の廣神建設(群馬郡榛名町中里見67-2、廣神新司社長 027-374-2727)は、建築家との家づくりをサポートするBDAC(ビーダック)システムをこのほど導入した。個性的な住宅を求める消費者にアピールしていく。
ビーダックは大手建材メーカーのトステム(本社東京)が、工務店向けに展開している支援メニューのひとつ。廣神建設は県内で始めて、4月に開始した。
その仕組みは、首都圏で活躍する12人の建築家をタイアップ。専門のコーディネーターが建主の好みや要望を聞き、最適と思われる建築家を紹介する。
建主は面談うえ依頼建築家を決定する。面談する建築家の人数に制限はなく、コーディネーターを介さず直接建築家を指名してもよい。
建築家に支払う設計管理料は、通常建築費の10〜15%とされるが、同システムは建築家の業務を設計のみに限定、5%に抑える。施工及び管理は工務店が行い、完成まで4回の現場検査を第三者機関のジオ(日本住宅保証検査機構)が行う。完成保証及び地盤保証も付ける。
12人の建築家は作品がテレビや雑誌で紹介されたりコンクールで受賞するなど注目を集めており、作風も多彩。「デザインがいいだけでなく、使い勝手もいい。地方の中小業者に不足する部分を補ってくれる」と廣神建設の廣神壮郎専務は導入の理由を語る。
心配なのは建主と建築家が打ち合わせする際の交通費だが、片道2時間の範囲まで建築家の交通費は不要で、カバーできる見込み。またトステムの大宮ショールームを利用することもできる。
現在、高崎市内の顧客から引き合いが来ており、この物件を足がかりにビーダックシステムを普及していく計画。
同社は今年が創業30周年。年間15〜10棟の住宅を手がける。