敷地と周辺を見て形態を考慮、隣家などの建築状況も確認を
地価が高く、敷地面積の狭い日本では、敷地の利用計画を十分に練り込み、快適性をはじめ合理的で機能効率の高い設計仕様を考えなければなりません。個々の敷地の有効利用は当然としても、新築するにあたり近隣の住宅事情のチェックは重要です。
たとえば、住まいを新築したものの、ほどなくして南側の隣家が建て替えをしたため、居間にまったく日が差さなくなり、これが原因で近隣と仲が悪くなったなどのトラブルはよくあります。
周囲の住宅や建築物を観察し、それに合わせた家づくりも周辺環境との調和という意味では大事な要素です。



日照りや風など、自然条件も大切なポイント
家を建てる場合、自然条件も考慮しなくてはいけません。地質や景観、それに風土的条件である気象、気候など自然の要因を正しく理解しておくべきです。
日本は元来、高温多湿ですが、池や沼の埋め立て地、川辺に近い場所や農地を宅地にした場合などは、湿度対策が特に重要な要素となります。このような敷地では建物の老朽化も早まりますので、土地そのものに盛土するか、床を高くするなどそれなりの工夫が必要となります。